無料会員管理と会員限定表示に特化した「Minimal Membership Free」は、WordPressを自分で設置・運用する方にとって、必要な機能だけをスッキリ揃えた会員制プラグインです。決済やサブスクは扱わず、無料会員の登録・ログイン・2FA・お気に入り・ダウンロード保護といった運用に必要な要素に集中しています。
機能が明確なぶん、導入や設定がわかりやすく、ブログや小規模メディアで「会員限定の閲覧」を試したい場合に相性が良い構成です。
Contents
1. できること(概要)
- 無料会員の登録・ログイン(メール+パスワード)
- 2FA(メールOTP / TOTP)
- 会員限定表示(投稿全体 or 投稿内ブロック)
- お気に入り機能(投稿に追加/解除ボタン、マイページで一覧)
- ダウンロード保護(ログイン会員のみダウンロード)
【画像差し替え】plugin-overview:プラグイン概要のスクリーンショット(例: 管理画面一覧)
2. インストールと有効化
- プラグインファイルを
wp-content/plugins/に設置 - 管理画面の「プラグイン」から有効化
- 有効化時に必要なDBテーブルが作成されます
【画像差し替え】plugins-list:プラグイン一覧で有効化する画面
3. 初期セットアップ(固定ページ作成)
管理画面の「Setup Wizard」を使うと、ログインや登録などに必要な固定ページが自動生成されます。既存ページがある場合は作成されません。
生成される固定ページ(スラッグ)は以下です。
mm-login(ログイン)mm-register(会員登録)mypage(マイページ)mm-reset-2(パスワード再設定)mm-newpass(新しいパスワード)mm-2fa(2段階認証)mm-2fa-setup(2段階認証の設定)
【画像差し替え】setup-wizard:Setup Wizardの画面
4. 設定(セキュリティと運用)
設定タブでは、以下が調整できます。
- OTP有効期限(分)
- セッション有効日数
- Remember-me の日数
- 2FA強制
- 送信者名/メールアドレス
- アンインストール時のデータ削除(任意)
【画像差し替え】settings:設定タブの画面
5. 会員限定表示の使い方
5-1. 投稿全体を会員限定にする
投稿編集画面のサイドバーにある「会員限定(本文本体)」をチェックすると、本文全体がログイン会員のみ閲覧可能になります。
未ログインユーザーには冒頭3行程度のプレビューとCTAが表示されます。
【画像差し替え】post-meta-box:投稿編集のメタボックス
5-2. 投稿の一部だけを会員限定にする
ブロックエディタの「会員限定コンテンツ(無料会員以上)」ブロックを使うと、投稿内の一部だけを限定表示にできます。
【画像差し替え】block-editor:ブロック挿入画面
6. 会員メニューの設置
ウィジェット/ブロックとして「Minimal Membership: 会員メニュー」が利用できます。ログイン状態に応じてリンクが切り替わるため、
サイドバーやフッターに設置しておくと便利です。
【画像差し替え】member-menu:会員メニューウィジェット
7. お気に入り機能
ログイン済み会員には投稿本文に「お気に入り追加/解除」ボタンが表示されます。マイページではお気に入り一覧を確認できます。
【画像差し替え】favorites-button:お気に入りボタンの表示例
【画像差し替え】favorites-list:マイページのお気に入り一覧
8. ダウンロード保護
ダウンロードリンクはショートコードで設置します。ログインしていない場合はログインページへ誘導されます。
[mm_media_download id="123" label="ダウンロード"]
【画像差し替え】download-link:ダウンロードリンクの表示例
9. アンインストール時のデータ削除
アンインストール時にデータを削除するかどうかは設定で選択できます。有効にすると、会員/お気に入りテーブルと設定、
Setup Wizardで作成した固定ページが削除されます。検証環境では有効に、運用環境では無効にするなど、
用途に応じて使い分けるのがおすすめです。
【画像差し替え】uninstall-setting:アンインストール時のデータ削除設定
10. まとめ
Minimal Membership Free は、無料会員限定の閲覧制御をできるだけ軽量に実現したい運用者向けのプラグインです。
導入がシンプルで、セキュリティ面も最低限押さえられているため、会員限定記事や限定ダウンロードの提供を始める第一歩として扱いやすいでしょう。
まずは小さな範囲から運用を始め、必要に応じて導線やコンテンツ設計を広げていくスタイルに向いています。
